カメラマンになりたい人へ
プロのカメラマンというものは、憧れだけでつとまるものではありません。仕事に対する情熱が必要なようです。某テレビ局の現役テレビカメラマンにお話しを伺って、現場の生の声を聞くことができました。
プロの写真家にも通じるものがあると思いますので、参考までに読んでみてください。この質問をぶつけたときも、スタジオでの撮影ではなく、屋外で連日スポーツ中継をしていて、返事をもらうのに数週間かかり、外での仕事も多いということを実感しました。冬は暖房もない環境で、夏は冷房のない暑い環境で、体力がないと勤まらないかもしれませんね。
あくまでも、質問の答えは、回答したテレビカメラマンの放送局でのことですので、全てのテレビカメラマンに当てはまるとは言えませんのでご了承ください。
現役テレビカメラマンから皆さんへ
テレビカメラマンになるためにはどうしたらいいですか?
放送局に入社するか、TV業務を行うプロダクションに入るかです。ただ、TV局の現状は、自局のカメラマンを減少させている傾向です。
経費の関係とプロダクションの力量、実力が向上しているためです。
必要な知識はありますか?
あらゆる分野の知識が必要なので、常に勉強します。絶対に必要なのは、構図など、画に対する感覚を磨くことです。また、世界での仕事が求められるので、英語も必要になる場合があります。
テレビカメラマンになるために、必要な資格はありますか?
資格はありません。TV業務を受講できる教育機関(専門学校)がありますが、TV業界では照明に資格があるのみです。カメラマンは何も知らない若い頃から現場で経験を積み、勉強を重ね、名カメラマンと周囲の人達から認められます。
報道カメラマンと技術系のカメラマンの違いは?
報道カメラマンは、事件・事故など、ニュース映像の撮影を担当します。求められることは迅速・真実など。
製作技術カメラマンは、ドラマ、音楽番組、自然番組など、他の一般番組全てを担当します。求められることは感性など。
事故現場からの生中継などは、現在どちらのカメラマンも担当しています。
カメラマンに求められるものはありますか?
難しい質問です。あらゆる事が求められます。私は『TVとはヒューマニズムである』と思い、撮影しています。
テレビカメラマンの正式な呼称は?
特にありません。世界的にカメラマンで通じます。ちなみに、撮影技師という呼び方は、TVが始まった頃の呼び名で、現在では使っている人はいません。
カメラマンになって苦労したこと、難しいところ、よかったところ、面白かったことは?
難しい質問です。
思い通りに撮影できることはまずありません。特に海外取材などはその極みです。目的の映像が撮れて最低のラインがクリアされます。目的以上の内容が撮れたとき、『撮りきった』と判断し、次の撮影に移ります。
ロケ期間中は常に苦しい思いで取材しています。しかし辞めようと思わないところに仕事の面白さがあります。自分の撮影した映像(メッセージ)が全国、世界に伝えられる。また、撮った映像は自分のスキルの産物で、常にその真価を問われるなど、真剣に取り組むことでオンエアー時の達成感が生まれます。また、苦しい状況でもロケクルーは常に上段を言い合い、へこたれません。
これからカメラマンを目指す人に一言お願いします。
一言で言えば『情熱』です。TVというマスメディアで、世の人達に何を伝えたいのかが重要です。情熱さえ持っていれば、いずれ道は開きます。
テレビカメラマンになるためにはどうしたらいいですか?
放送局に入社するか、TV業務を行うプロダクションに入るかです。ただ、TV局の現状は、自局のカメラマンを減少させている傾向です。
経費の関係とプロダクションの力量、実力が向上しているためです。
いかがでしたか?ポリシーと情熱を持ってカメラを覗いているのが伝わってきますね。あなたもそんなカメラマン目指し、頑張って道を進んでください。


